生活から排出されているCO2の4分の１が移動・交通と言われています。エコドライブをすることでCO２削減に貢献しませんか？ 

エコドライブとは

エコドライブとは、燃料消費量やCO2排出量を減らし、地球温暖化防止につなげるため、自動車運転の際、ふんわりアクセルやアイドリングストップを心がけて運転することです。

今日からできるエコドライブ

①緩やかにアクセルを踏む

発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう（最初の５秒で、時速20Km程度が目安です）。日ごろから緩やかアクセルを心がけるだけで10％程度燃費が改善します。

②車間距離にゆとりをもつ

車間距離が短くなると、ムダな加速・減速の機会が多くなり、市街地では２％程度、郊外では６％程度も燃費が悪化します。交通状況に応じて速度変化の少ない運転を心がけましょう。

③減速時は早めにアクセルを離す

信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。そうするとエンジンブレーキが作動し、２％程度燃費が改善します。急激な減速は燃費の悪化につながります。

④エアコンの使用は適切に

車内の温度設定が外気と同じ25℃であっても、エアコンスイッチをONにしたままだと12％程度燃費が悪化します。また、冷房が必要なときでも、車内を冷やしすぎないようにしましょう。

⑤渋滞を避け、余裕をもって出発する

出かける前に、渋滞・交通規制などの道路交通情報や、地図・カーナビなどを活用して、行き先やルートをあらかじめ確認しましょう。たとえば、１時間のドライブで道に迷い、10分間余計に走行すると17％程度燃料消費量が増加します。さらに、出発後も道路交通情報をチェックして渋滞を避ければ燃費と時間の節約になります。

⑥不要な荷物はおろす

車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。たとえば、100Kgの荷物を載せて走ると、３％程度も燃費が悪化します。

また、車の燃費は、空気抵抗にも敏感です。スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときには外しておきましょう。

エコドライブの効果

CO２削減効果

一人ひとりがガソリンの使用量を抑えるエコドライブをすることで環境への負担が少なくなっていきます。

交通事故削減

余裕を持った運転を実践すること周囲に気を配る運転を意識することができます。そうすると、交通事故が減少し、安全にもつながります。

コスト削減

エコドライブにおいて特に気を付けたいのは燃費です。燃費の向上を意識してエコドライブに取り組むことでモチベーションの維持につながります。環境にも経済的にも人にも優しい運転を心がけましょう。